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糸。

糸を績んでいます。
昨年につづき、アサの糸。
おぼけをひっくり返して、繋がった糸のかたまりを出すと、こんな感じ。

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上にのっている新聞の切れ端は、糸のはじまりの目印。

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績んでいるのは、太めの糸。
太めの糸は、糸じたいも、布にしても、
草の繊維、という雰囲気が感じられるところが、いいなぁと思う。

そして、野菜でも花でも、産地というのは、
そのものを、豊かに自由に、利用できる場所。

ざっくりとした、ほんのり厚みのある布。
昭和村の布だな、という感じがする。
暮らしのなかで生まれ、使われた布。



# by morinokasumi | 2017-02-20 18:55 | 暮らし

雪。

シショーが屋根に上がって、雪下ろし。
ぐしのところの雪が一気に落ちると、電線が切れてしまうかもしれない、ということで、
木のヘラで雪をつついて、少しずつ落とします。

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屋根にまたがるなんて。
乗りものにのって、どこかへ向かっているみたい。

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ある日は、家の裏の山の神さまのところへ、かんじき履いて行ってみました。
鳥居のあたまのそばを歩くなんて、ふしぎな気分。

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雪をこぎながら、上がっていきます。
道なき道。

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振り返ると。
スキー場みたいだなー。

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先頭交代、とシショーが言って、今度はわたしが前を歩きます。
一歩踏み出すたびに、ぐうっと膝まで沈む足を、
よいしょっと持ち上げて、また一歩。
息が上がる。
でも、たのしい。

お宮が見えてきた。

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これは、なんの足跡でしょう。

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正解は、
カモシカ。
沈まないように、じょうすに歩けるんだなぁ。

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お宮の前まで、着きました。
一度下ろしてあるのだけど、またここまで積もった。
去年とは違って、今年はやっぱり、雪が多い。

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ようこさんは木の下にいて、と言われ、シショーはお宮の屋根の雪を落とす。
すると、ぶわっと大きな風がきた。
あぶない、という気がした。
山の方を見て、まさか雪崩はこないし、と思っていると、
揺れる木々から雪のかたまりが、ぼさぼさ落ちてくる。
こわくなって、木から離れなくては、とシショーの方へ。
そしたら、後ろからあたまにものすごい衝撃。
おおきな雪のかたまりが、直撃しました。
もうちょっとしたら、脳しんとうかも・・・と思うくらい。
びっくりしました・・・。

ぼうぜんとするわたしに、シショーは、
木の根元にいるほうが、安全でしょ、と。
たしかに・・・。
でも、こわくて思わず逃げてしまいました。

山が教育してくれてる、と。
山に入ると、山の教育が施される。

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# by morinokasumi | 2017-02-19 09:31 | 暮らし

つないでくれたひと。

わたしのからむし畑の、根っこの持ち主のばあちゃんが、亡くなった。

かすみ草の仕事をはじめたとき、夏のからむし引きは、できないなと思っていた。
仕方ない、と思っていた。
おおまたに通うようになってしばらくして、集落のなかに、数年前からそのままになっている、からむし畑があることを知った。
畑を見にいってみた。
からむしは、まだ、生きていた。
諦めていたはずの気持ちが、動きだした。

セイイチさん・ミヨコさんを通じて、畑の持ち主の家族に了承をいただいて、
その畑で、からむしに関わらせてもらうことになった。
からむし引きをはじめる前の日、ばあちゃんにどうしても会っておかなくてはいけないと思って、お家を訪ねさせてもらった。
一生懸命やってたら、だんだんうまくなるから、と声をかけてもらった。
そして、握手をしてもらった。
ばあちゃんの手。
畑のからむしが、待っている手。
つながって、伝わってほしいと思った。

その後、ばあちゃんの根っこはあたらしい畑に植え替えて、今も引いています。
いま、おおまたでの、わたしとからむし畑との関わりは、いろんな人の助けとゆるしで続いているけれど、
さいしょのはじまりは、ばあちゃんが続けていてくれていた、からむし畑だった。
もしもそれが、なかったら。

これからも、だいじにします。
モトコさん、ありがとうございました。


2011年5月17日。
モトコさんの畑から、からむしの根を掘る。

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掘った根。

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あたらしい畑に、植え替え。

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# by morinokasumi | 2017-01-06 10:48 | 暮らし

2016→2017 ミチフミ。

あたらしい一年が、はじまりました。
今年も、よろしくお願いします(^^)

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久しぶりの、かんじき。

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山の神さまのお宮まで、道をつくる。
「ミチフミ」、という。
2016年の終わりと、2017年のはじまりに。

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ミチフミ。
こころに響くことば。
今年は、どこへ向かって。

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すべては、あう、ということのためのようにも、思う。
人や、ことや、想いに。

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たずねると、迎えてくれる人がいる。
広がっているものに気づき、支えられた、2016年。

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流れのなかでも、見失わないように。
このまま、ゆっくり、いってみよう、2017年。








# by morinokasumi | 2017-01-02 11:42 | 暮らし

歳末おたのしみ弁当。

毎年、この時期恒例の、お弁当作りです。
村内の80歳以上のお年寄りに、日頃の感謝と労いの気持ちを込めて、手作りのお弁当を届けます。
ボランティアメンバー7人、8時半に集合して、作業開始しました。
ふたつの集落のお年寄り、31人分のお弁当を作りました。

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完成は、お昼前ぎりぎりになってしまって、配達は大急ぎで走りながら・・・。
休憩なしで調理したけれど、今回はいくつかあるグループの中で、わたしたちが一番最初だったので、
お弁当の詰めかたに見本がなくて、手間取ってしまいました。
あと、わたしたちのグループは、30代・40代の比較的若いグループで、
やっぱり姉さまたちみたいに段取り良くはいかず、
これで大丈夫かな、と作業を確認し合いながらやっているので、時間がかかるのかな、と思います。
来年は30分早く始めようかーと、話しました。

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炊き込みご飯
卵焼き・煮物
カレイの煮付け・きくらげと三つ葉の白和え・柿
ポテトサラダ・かまぼこ・柚子風味の白菜漬け

大変だったけど、いいお弁当できました♪
じいちゃんばあちゃん、笑顔で受け取ってくれました。
ちいさな孝行ができた気がして、うれしかったです。
よかったよかった(^^)


# by morinokasumi | 2016-12-02 16:27 | 暮らし