We can share our life.

台湾で知り合ったオウさんから、メールが届いた。
最後の一文に。
We can share our life.
と。

うれしくて、こころがあたたかくなる言葉。

f0281768_10425763.jpg



三島町の、滝谷集落をあるいたときのこと。

岩谷城(ガンコクジョウ)。
中世の山城。
地元の人たちは、「シモダテ」と呼んでいるよう。
これに登ってみる、というシショー。

f0281768_08445551.jpg


最初は、ふつうの山道で、さんぽ気分。

f0281768_08445529.jpg


でも、人の歩いた跡がなくなると、てっぺん付近は岩山の急斜面。
もうすこし、というところまで行ったけど、こわくなって「ここで待ってます・・・」と断念。
シショーが落っこちてこないか心配したけど、無事に登り切って記録を取り、戻ってきました。

「途中までしか行けなかったから、登ったって言えないなぁ」と少し残念に思っていると、
エベレストだって一緒だよ、旅をフォローする裏方は途中まで一緒に登って、
最後に頂上まで行くのは、数人だから、と。
いちおう、なぐさめてくれたようです。
でも、預かっていたシショーの手袋を、早々に山道に落としてきた、わたし。
どうしようもない・・・(-_-)

そのシショーは、市場視察とフラワーポート勉強会のために東京へ。
わたしは、明日・明後日の「フラワードリーム」に、土っ子田島ファーム出展のスタッフとして、参加します。
初めてのお手伝い、ちゃんとこなせるかちょっと心配ですが、がんばってきます*



# by morinokasumi | 2017-04-21 13:28 | 暮らし

外しごと、いろいろ。

ここ数日、外しごと、いろいろ。

タカバタケへ行く。
畑も道も、まだ雪のした。

f0281768_06321322.jpg


セイイチさんが伐った栗の木を、斜面の下まで運ぶ。

f0281768_07033970.jpg


その重いこと。
シショーとふたりで、やっと引っぱった。

f0281768_07034395.jpg


親子のせなか。
シショーと大シショー。

f0281768_06321314.jpg


イエムカイの畑、第1号のハウス建て。

f0281768_06321284.jpg


ポット苗を植える。

f0281768_06312157.jpg


水をやって、株もとに「もみがらくんたん」を撒いて、
保温と霜害防止のためパオパオ(不織布)をかけて、完了。
腰がいたくなったー。

f0281768_06313290.jpg


タカバタケにも、「もみがらくんたん」撒き。
ゆるみ始めた雪道に、足元を取られながら歩くのは、しんどい。
くんたんの入った肥料袋ふたつ、ヒモで引っぱって雪の上をずるずる運ぶと、なんと楽なこと。

f0281768_06321346.jpg


いよいよ、今期のかすみ草しごとも始まってきました。
見事に筋肉痛!
春の空気を楽しみながら、からだを慣らしていこうと思います。

ハタオリバナ
(キクザキイチゲ)

f0281768_07033484.jpg


# by morinokasumi | 2017-04-20 07:05 | かすみ草

台湾のこと、5日目:ユマさんの工房②

展示室から移動して、写真や映像を見ながら、ユマさんのお話を聞く。

からむしの、すべてを生かしていく、という考え方。

f0281768_13241654.jpg


それぞれの活用方法を、具体的に考える。
それが、いろいろな産業に繋がるように。

f0281768_15201739.jpg


からむしの栽培農家は、15軒。
繊維だけの利用では、農家は栽培を続けていけない、と。
ユマさんは、そのための多面的な利用を考えている。
「この土地が、長く維持されるように」
この場所で、自分たちの文化をたいせつにしながら、生きていけるように。
ユマさんの祈りと、信念。

少しずつ、形にしていく。
機械を使って取り出したからむしの繊維で、紡績糸を作る試験。
一定量にするために、パイナップルの繊維と混ぜて試作しているそう。
最近では、からむしの手仕事を取り入れたお年寄りの施設、
「銀花工房」が、モデル施設として動き始めたという。

f0281768_17291361.jpg


畑からの一連の作業を、映像で見る。
糸にする前のからむし繊維を、煮て、揉んで、打つ。
昭和村のからむしには、ない行程。
「麻」では、同じような作業がある。

f0281768_09425167.jpg

その後、手作りの、おいしい昼食をいただいて。

f0281768_09430019.jpg


糸績みの実演をすることに。
緊張しました・・・。

f0281768_17284456.jpg


公務員だったユマさんは、タイヤル族の織物の研究のために仕事を辞めて、
29歳から10年かけて、ひとつひとつの集落に入って、調査をした。
中国へからむし畑の視察に行ったときには、その規模と技術に圧倒されてしまったという。
もう、やめてしまおうか、というところまで落ち込んだ。
そこから、一生懸命に考えて、いろいろなものとの関わりを生かす、
あたらしいからむしの形を、生み出した。

今や台湾の人間国宝のユマさん。
一年一年の積み重ねから、次の目標が見えてきた。
最初から、自分がこんなふうになるとは、思っていなかった、と。

f0281768_22580594.jpg


高い志と、実行力。
おおきな海のようにたくましく、深い学びと想像力を持つユマさん。
ユマさんが中国の苧麻に圧倒されたように、わたしも、ユマさんの存在に圧倒された、いまここから、
自分とからむしが関わっていく道や理想を、もう一度、描いてみよう、思った。
一年一年、自分なりの取り組みを積み重ねて、何十年後かに、こんなふうになるとは思わなかったな、と、
笑顔で見られる、おもしろい景色があればいいなと思う。

f0281768_09420894.jpg


夕方近く、ユマさんの工房を後にして、台中駅へ。

ここで馬さんともお別れです。
4日間の日程のアレンジと案内と通訳、大変お世話になりました。
こんなに充実した出会いと学び、馬さんがいなくては、どうやっても体験することはできませんでした。
本当に、ありがたく思います。

馬さん、これから日本を巡る旅に出られ、今月末には昭和村に数日滞在されます。
来年の春には、わたしたちもまた、台湾に行く予定。
これからの、台湾とのつながり、楽しみにしています。


# by morinokasumi | 2017-04-13 21:51 |

台湾のこと、5日目:ユマさんの工房①

台湾5日目の朝。
台中の宿に、馬さんの教え子さんで、藍染めの仕事をしている、湯さん夫妻が迎えに来てくれました。
湯さんの旦那さんの運転で、ユマさんの工房「野桐工房」へ向かいます。

だんだん、景色が変わっていく。
山の方へ。
途中、大地ができたときの名残のような、岩山。

f0281768_09420562.jpg


「野桐工房」は、「象鼻村」にある。
「象鼻村」は、川に面したちいさな村。
後ろにある山が、象の鼻のかたちに似ていることが由来だそう。
しずかで、のどかな空気。
いいところだなぁと思った。

f0281768_09512611.jpg


ユマさんと旦那さんにご挨拶をしたあと、展示会の趣旨や、展示品の説明をしていただく。
ユマさんは最初に、こう言った。

学者たちの調査の記述は、正確でない部分もある。
表現は世界共通かもしれないけど、
それでは、込められた本当の意味や言葉が、分からなくなる。
だから、自分たちのことばで、表現したものを、残したい。
そして、自分たちタイヤル族の文化的な品々は、遠くの博物館に置くのではなく、この場所に戻したい。
地域の、子どもやお年寄り、織りに携わる人に、見てほしい。

ひとつの、衣服。

それは、入れ墨の施術中に着る服だという。
入れ墨の施術中に、血を連想される「赤」の入った服は、着ることが出来ない。

この服は本当に貴重で、数がない、と。
なぜなら、日本が統治時代、入れ墨を禁止してしまったため、この服を必要としなくなったから。
日本の統治で、失われた文化。

植物の種を蒔くときにも、赤い服を着ることは避けられる。
作物が枯れてしまう。

「貝」のついた布。
「貝」はお金。
これは、財布のような物だ、と。
貝が小さいほど、高価。
このままで次の代に引き継ぐようにするが、使うときにはその分だけ貝を外したりする。

貝は、海辺の「ガマラン族」との交易品。
山の民族「タイヤル族」は、毛皮やイノシシの肉と交換した。

これは、「ヴァオリィ」と言う、女性用の小刀で、
漢民族のからむしを引く道具だという。
ユマさんも、今回はじめて見たそう。

f0281768_17202898.jpg


この背負い袋も、女の人が、からむしを歩きながら績むときに使うポシェットも、
孫先生の工房で同じ物を見た。
改めて、孫先生がしっかりとした観察と技術で、復元をされていることを感じる。

f0281768_17205716.jpg


続いて、からむしの畑へ。
工房から歩いて5分くらいのところ。
からむし畑は、工房の周辺以外に、小学校の庭や公園にもあるそう。

f0281768_09424652.jpg


植えるときは、30~40センチ離して、二本の根を並べて植える。
2月上旬に植えると、3ヵ月~4ヵ月後には収穫できるくらいに成長するが、
枝がたくさん出て良い繊維がとれないので、一度すべて刈り倒す。
その後、また数ヶ月たって伸びたものを、収穫する。

3年以上経つと、根が混んでくるので、根を掘って間引く。
それは、他に植えたり、漢方薬に使う。

種から苗をおこして植える方法も。
台湾の品種、「赤芯」

f0281768_09453644.jpg


・・・つづく・・・


# by morinokasumi | 2017-04-11 17:23 |

きらきら福寿草。

小屋の前の池のそば、福寿草が咲きました。
これは、大芦から来た福寿草なんだって。
花びらがたくさんで、イイガナ(良いもの)。

f0281768_17241235.jpg


家の裏の福寿草は、まだ咲かない。
これは、柳沢から来た福寿草。
つぼみが、ほおずきみたいだな。

f0281768_17241360.jpg


今日は、藍の種を蒔いた。

f0281768_17241399.jpg


水をやって、新聞紙をかける。
乾燥防止と、こうやって暗くしないと、芽が出てこないのだそう。

f0281768_18204922.jpg


暗くして、種が土の中にあるようにして、芽が出てくる。
なんだか目の前暗いとき、次の芽が出てくる準備かも、と思ったら、
ちょっと元気がでるかもなぁ。

f0281768_18205195.jpg


先日、家向かいの畑にも、除雪の後に「もみがらくんたん」を撒きました。

f0281768_18205001.jpg


今日は晴れたから、「もみがらくんたん」の黒色が光を集めて、融雪効果を発揮するなぁ。
がんばれ、もみがらくんたん!

f0281768_18205024.jpg


玄関にある、つばめの巣。
下にフンが落ちていて、行き来している様子。

f0281768_18205092.jpg


# by morinokasumi | 2017-04-10 18:46 | 暮らし