梅の季節。

梅漬けしました。

f0281768_08410208.jpg


使ったのは、トチの皮を剥く道具。
年季が入ってる。
セイイチさんのお父さんが作ったそう。

f0281768_08410226.jpg

間に梅を挟んで、潰し割る。

f0281768_08043929.jpg

カメに、梅とシソと氷砂糖を入れて、よく混ぜる。

f0281768_08415133.jpg

手がピンクになったー。

f0281768_08415415.jpg

昨日、一昨日は、らっきょうも漬けてみた。
らっきょうは漬けるまでの仕事が、細かくて時間かかって、
夜、だんだん疲れて眠くてクラクラしてきた・・・(笑)
でも、なんとか2キロのらっきょうを、
塩、味噌、酢醤油で漬けました。
シショーがらっきょう大好きなので、毎日たべてもらおう。

季節にあるしごと、いろいろやりたい。
手から溢れるほど、いろいろある。
時間が流れて、季節が動いて、植物もどんどん変わっていく。
まってーと思うけど、まったなし。
らっきょうが終わって次の課題は、ヨモギで染めること、アカソを採って剥ぐこと。



# by morinokasumi | 2017-06-28 08:40 | 暮らし

おあたごさまの日。

6月24日は、おあたごさまの日。
セイイチさん手作りの看板。
ここから山道を上がって、お参りします。

f0281768_18161364.jpg


コスモスの種を蒔いていたら遅くなって、ひとりで上がる。
一昨年、クマに行き会ったから、ちょっとこわい。
パンパンと手を鳴らしながら歩いてたら、
キヨシさんとエイコさん、セイイチさんが降りてきた。

セイイチさん、「ここで待ってっからお参りしてこー」と。

f0281768_18161301.jpg

ふうふう言いながら上がる。
最後はちょっと急な坂。

f0281768_18161357.jpg

おあたごさまの祠。
5年前にあたらしくした。

f0281768_18161451.jpg


笹の葉のお皿に、お赤飯。
この感じ、いいなぁ、と毎年おもう。

f0281768_18161453.jpg


見下ろすと、オオマタの集落。
おあたごさま、見守ってくれている。

f0281768_18161494.jpg


セイイチさん、待っててくれた。

f0281768_18161385.jpg


お参りが終わったら、お赤飯とおかずを持ち寄って、集会所に集合。

f0281768_18161362.jpg


2時間くらい、わいわいおしゃべりしながら飲み食いする。
8名の参加でこじんまりしているけど、よく知っている人たちの集まりだから、ほっとする。

エイコさん、足が痛くて登れなかったアイコさんに、おあたごさまに持って上がったお赤飯を、
「お護符」と言って、分けていた。
わたしも、そういう係、できるようになろうと思った。

「今年も、来らっちぇ(来ることができて)よかった」っていう言葉。
ひとつひとつの行事が節目になって、いろいろなことを、感謝する機会になるな、と思う。




# by morinokasumi | 2017-06-25 18:55 | 暮らし

モワダの皮を剥ぐ。

モワダ。
シナノキ。
樹皮を剥がして、繊維を採ってみたいと思って、
はじめてやってみた。

f0281768_08555042.jpg


セイイチさん、10代のころ、お父さんが採ってくるのを見たそう。
他の地域ではもっと細いものを使うようだけど、
セイイチさんが選んだのは、直径30㎝くらいの幹。
刃物で切れ目を入れて、下から剥いでいく。

f0281768_08555127.jpg


下のほうから、ペリペリペリ・・・と剥がすと、
こんなきれいな肌。
びっくり!

f0281768_08555001.jpg


剥がしながら手に感じるのは、皮が幹からパチパチと外れていくような、わずかな感触。
樹皮が、抵抗していない。
いま、この時期に剥がすことを、ゆるされているような。

f0281768_08555043.jpg


剥いだ皮をそろえて、縛る。

f0281768_08555000.jpg


すこし泥のある水場。
表皮が腐って、繊維を残して剥がれるようになるまで、つけておく。

f0281768_08555058.jpg


ふと、気づいたこと。
それは、やっと、気づけたこと。

ここには、うつくしいみどりが、たくさんあること。

f0281768_07082688.jpg

それが、暮らしのなかに生きていること、
生かされていること。

f0281768_21212718.jpg
季節ごとに食べるもの。
繊維にして縄にしたり、布に織ったり、編み組にしたりするもの。
包んだり、結んだりするもの。

そういうものが、たくさんある。
おんなじようなみどりに、それぞれの旬と役割があって、
それを見極めて工夫する、人の手とまなざしがある。

f0281768_21212637.jpg

難しいことでなくてもいい。
ミヨコさんが、ドクダミの葉をミカンのネットに入れて、
におい消しのために冷蔵庫に入れるように。
誰にでもできる、ささやかな、こと。
みどりを、暮らしにお招きするようなこと。

ちょっと手間がかかることから、しばらく練習が必要なこと、
なんでもないようなことまで。
みどりにまつわるいろいろを、
これから、もっと丁寧に見ていきたい、手にしていきたいなと思っています。

今までずっと目の前にあって、
でも、ほんとうにこころがわかる、ということとは、
いつも大きな隔たりがあって、全然ちがう。
やっと腑に落ちて、どこに沿っていけばいいのか、分かってきたような気がしています。

阿部先生の、関係価値。
馬さん台湾のからむしとの出会い。
そして他素材を扱う、孫先生を思い出しながら。
山採りや葉ものへの興味。

いろんなことが、いまに繋がってきたと思う。


# by morinokasumi | 2017-06-23 21:19 | 暮らし

ちかバンジョーのヒキイタ。

ちかバンジョーが亡くなって、一年。
ちいさなお花を持って、伺いました。
いつも、娘さんがやさしく迎えてくれる。

娘さんとバンジョーのお話をする。
そうすると、いつも泣いてしまう。
娘さんも、泣きながらお話してくれる。
だからわたしも、一緒に泣けるのだと思う。

バンジョーは、厳しく、あたたかい人。
いい加減なことは言わない。
だめなことはだめ。
村に来て一年目、「日本一の織姫になれ!」と言われた。
バンショーの声は、色あせない。

f0281768_12275046.jpg


いちばんさいしょの、かすみ草、大きくなった。
こんなに育った。
風が吹くとき思うように、流れていくものを感じるときに、
いなくなった人の、止まった時間を思う。
いま、ここ、同じ時間を過ごしてはいないんだな、と。

f0281768_12274978.jpg


でも今日、「しっかりやらっしぇ!」っていう、バンジョーにハッパをかけられる言葉を思い出したとき、
それが、ぐんと力になる感じがした。
まだまだバンジョーに、背中を押してもらう。

かすみ草の季節。
からむしの季節。
がんばります。

f0281768_12274956.jpg



# by morinokasumi | 2017-06-20 12:56 | 暮らし

市場へ行く。

シショーは、出張に行くときは、いちおう誘ってくれる。
今年は雪解けが遅くて仕事が押してるし、基本的に留守番。
今回も留守番しておこう、と思ったけど、考えてみると、もう半年以上、市場に行ってない。
なんだかちょっと、まずいような気がした。
今わたし、どこを見て、仕事をしてるかな、と。

ひさしぶりの、市場。

f0281768_20033075.jpg


ベニバナの切り前って、これくらいなんだなぁ。

f0281768_20033024.jpg


父の日前なので、ヒマワリがたくさん。

f0281768_20033164.jpg


中央花きの中谷さんのお話聞いてから、山採りのもの、葉ものに興味が。
茎が、なにかの植物で束ねてあるなぁ。

f0281768_20033123.jpg


うわさのリキュウソウ。

f0281768_20033197.jpg


初雪草。
すてきな名前。

f0281768_08553243.jpg


半夏生ーハンゲショウ。
半夏生は雑節の1つで、半夏という薬草が生える頃。
一説に、ハンゲショウという草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも。

f0281768_20033297.jpg


クルクマ、かわいいなぁ。
栽培している熊本の農家さんも、一緒に思い出す。
他の花でも、同じように、育てている人を、思い出すなぁ。

f0281768_08553229.jpg


染めてある、菊。
色の雰囲気で、名前をつけてある。
「フレッシュ」と「アクア」
上手。
名前をつけると、とくべつになる。

f0281768_20033157.jpg


立川さんのベールスターも見つけた(^^)

f0281768_20033212.jpg


市場と仲卸を見学したあと、すずき商事の社長さん社員さんとお話。
MPSのかすみ草の出荷について。
取材を受けて、カタログに掲載される予定。

その後、樋口さんに案内してもらって、
ヤオコーの花束加工をしている、KIFAの施設を見学。

高い目的意識、そのために必要なことを、適切な形で遂行している。
今できることを徹底しながら、問題点・改善点も明確。

f0281768_20033052.jpg

心がけ、取り組み、姿勢。
共感して、信頼して、関係を作る。
誰が、どんなふうに、育てたものを受け取ってくれて、
どこに、どんなふうに繋がっていくのか。
その手応えと、わくわくがある。

久しぶりに、そういう関係を実感できて、仕事へのモチベーションが、ぐっと上がってきました。
これからはじまるシーズンのとびらが、開いた感じ。
よかった。




# by morinokasumi | 2017-06-18 21:37 | 暮らし