夏の終わり。

暑くてがっかりするような毎日から、空気に秋が感じられるようになってきました。
やっとすこし、ほっとできるかなぁ。

からむし、今年は畑の面積を減らして、お盆前に終了できました。
写真は、最終日に引いたもの。
ちょこちょこ赤味があるけれど、感覚良く引けました。
なんだかやっと、からだに根づいてきてくれたのかな、という。

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セイイチさんにも、例年通り手伝ってもらえました。
よかった。

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自分が使うのと、ちいさなワークショップとか、手土産にしたり、人に譲ったり、
そういうので、使い切れるくらいの量。
身の丈に合っている感じが、ちょうどよく、ほっとする。

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ちょっと疲れが出て、2日間かすみ草に触らないでお休み、今もゆっくりめでやっています。
シショーはお休みなく、しかも寝る間を惜しんで原稿を書いたり、行事への出席、お客さんの段取りや対応。
わたしは、かすみ草だけでも心身に余ってしまっているから、なんだこの人は・・・と、
改めて驚愕と尊敬が入り交じった気持ちでいます。
でも、やっぱりシショーも、途中体調崩したり、夜に足がつって起きたりしている。

「銀河」
お花の感じと、名前がぴったりだと思う。
シショーは名付けが上手。

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かすみ草も山場を超え、このあと一時穴が空いてしまいそう。
望むことではなかったけれど、合間に藍染めとかできるかな、と、ちょっと楽しみにもしています。

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# by morinokasumi | 2018-08-31 04:25 | 暮らし

からむし、はじまり。

かすみ草の出荷が少なくなって、からむしのことをやる隙間が、できてきました。

まず、山の神さまへご挨拶。
これは、自分のなかの決まりごと。

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今日からはじめます。
よろしくお願いします。
それから。
暑気でお休み中のセイイチさんが、早く元気になりますように。

いつもと違うこと、神さまに伝えて、胸がつまった。
当たり前じゃないってことが、改めてこころに刺さる。

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今年の、おあたごさままつり。
いつからか、ミヨコさんが登らなくなり、いつからか、セイイチさんが杖をついて登るようになり、
今年は、「先に行け」って、ゆっくりゆっくり後ろを歩くようになった。

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「おあたごさまに、登らなかったって年はある?」
「ねぇなぁ。80年は登ったぞ」

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というわけで、ひとりで刈り取りへ。

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ここ5年くらいは、ほとんどセイイチさんにやってもらっているから、手際が悪い・・・。
約一時間、汗だくで刈り取り。

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池につける。
これだけ雨が降ってないのに、よく山の水が切れずに来てくれるなぁと思う。

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ヒキバの準備。
今まで苗のハウスで引いていたけど、やっぱり暑くて、今年は小屋のなかにこしゃって(作って)もらった!

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今年は、バンジョーのヒキイタを使う。
亡くなったあと、娘さんからいただいて、でも、去年はもったいなくて使えなかった。


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からむしには、いろんな人の存在が重なっている。
だから、たいせつなんだと思う。


# by morinokasumi | 2018-07-24 21:06 | 暮らし

畑で咲く花が、いちばんきれい。

マイピンク、初出荷。

かわいいなぁ、って、思わず声が出る。
今年も手がけることができて、うれしいな。

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マイピンクは、自然のやわらかいピンク色と、つぼみがかわいい。
つぼみを愛でる品種。

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この間出会った、トマト農家のおじさんが、
育った場所で食べるトマトが、いちばんおいしいって言っていた。

かすみ草も、畑で咲いている姿が、いちばんきれい。

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# by morinokasumi | 2018-07-02 08:06 | 暮らし

布の旅立ちを、見おくる。

布が織りあがって、

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友達に頼まれていた、のれんができました。

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それを昨日、おさめてきた。
三島町のゲストハウス「ソコカシコ

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かけてみると、すっとお店に馴染む感じがして、うれしかったなぁ。
そして、ほっとした。

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夕飯をごちそうになって、帰り。
あ、置いて帰るんだ、って。
ぐっと、寂しさが湧いてきた。
ガラス越しに見たとき、自分の手を離れて、もう布のあたらしい生き方が始まっていると思った。

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これはまだ、タテイトがわたしの腰と繋がっていたとき。
一心同体。

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寂しくもあり、自立した姿が誇らしくもあり、祈るように見送った。

台湾の原住民族が、織りあがった布を子どもに例える感覚を、
わたしもはじめて、すこし味わったような気がする。

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のれんは、ほのぼのしたみさわさんが、ほのぼのと頼んでくれた。
わたしに頼んでくれるんだなぁって、まずはそのことが、うれしかった。
あまり器用でもないので、縫製にも戸惑ったし、
織った布にこんなに思い切ってハサミを入れるのも、はじめてだった。
あとあとになって、大事な場所に置いてもらうことのプレッシャーもわいてきて、
ふさわしいものができるのかも、不安だった。

昭和村に来たときからのからむし先生トキイさんの、
「地機(じばた)で織った布の感じだなぁ」のことばが、うれしかった。
いつも相談に乗ってくれて、励ましてくれた、友達がいて、
出来上がった布を、瞳を潤ませて、喜んでくれる人がいた。

布は、おまけのようで、なによりも、そういうことが、宝ものだなぁと思う。
みさわさんが頼んでくれたから、歩めた道のり。
ありがとさん。


# by morinokasumi | 2018-06-26 21:54 | 暮らし

夏の星がめぐってきた。

明日、今年初出荷です。

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久しぶりの、かすみ草のかおり。
あたらしい血が、どくんどくん、流れ出す感じがした。
あー来たなぁ、って。
はじまるはじまる。
気持ちが走り出すけど、ゆっくり行こう。

どんどん咲いて、埋もれるくらいになって、ちょっともうそろそろいいです・・・という気持ちになるところは、
雪に似てる。
でも、最初の一片が、ものすごく透き通っていて、何度目でも、うれしくて、感動してしまうのも、雪に似てる。
その透明感に、自分が洗い流されて、何かが吹き込まれるような。

あ、からむしも、それと似てる。

空からの白と、地からの白。
季節とこころをめぐる、白。


# by morinokasumi | 2018-06-17 21:02 | かすみ草