知人の家で、仮植のお手伝いをさせてもらいました。
種から蒔いて育った苗を、成長に合わせてさらに大きなポットに移す。 久しぶりに、土にさわった日。 「ホワイトレースフラワー」、六月ころ、白い花を咲かせます。 1949年に国連が設立した「UNRWA」(パレスチナ難民救済事業機関)への資金拠出を、日本を含む18か国が停止しています。 (オーストラリア、オーストリア、カナダ、エストニア、フィンランド、ドイツ、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、オランダ、ニュージーランド、ルーマニア、スウェーデン、スイス、英国、米国) 昨年10月7日ハマスによるイスラエルへの攻撃に、「UNRWA」の職員が関与した疑惑のためとのこと。 「UNRWA」職員13,000人のうち12人への「疑惑」に、直接的な関わりのないパレスチナの人たちが代償を負わねばならないような対応をすることは、ジュネーブ条約に違反し、戦争犯罪行為とされる「集団懲罰」にもあたります。 「疑惑」の発生から数日のうちに、これだけの国が早々に資金拠出を停止し、極限状態にあるパレスチナの人たちがさらに支援を受けられなくなってしまう状況へと進んでいます。 そんななか、ベルギー、アイルランド、ルクセンブルク、スロベニア、スペイン、ノルウェーは、UNRWAへの資金援助の継続を確認する声明を発表しました。 ノルウェーの外相は、UNRWA職員の関与に懸念を示しつつも、「この深刻な人道状況でUNRWAへの資金を削減することの影響の大きさを考えるべき。我々は何百万人もの人々を集団的に罰するべきではない」と訴えています。 自分が生きている世界で起こっていること、私たちと同じように、ただ穏やかに暮らしていきたいと願う普通の人たちが、たったいま命を脅かされている状況に対して、ひとりひとりが意思表示し、行動に移す機会があります。 #
by morinokasumi
| 2024-02-02 13:21
| 暮らし
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『ひともじにっき』 2,640円(税込) 「アイデアをたらたら出して、できるものからこつこつ形にして、「なくてもいい」をつくる集まり」という、「余日yoka」さんの商品。 商品もコンセプトも、おもしろいなぁと。 今日一日を、一文字で。 むずかしくない、気楽で、ユニークな日記ができあがりそう。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。 イスラエル軍によるガザ地区への攻撃がジェノサイド(集団殺害)にあたるとして、 軍事作戦の停止などを求めた南アフリカの提訴に対する、国際司法裁判所の判決、1月26日㈮日本時間21時から、日本語字幕付きの中継を視聴しました。 17人の判事の多数(15~16名)が、軍事行為をやめること、扇動の防止、人道的支援の担保、証拠の破壊をしないこと、実施した措置について一ケ月以内に報告することを支持し、イスラエルに対して命令をしました。 日本人判事(岩澤雄司氏)も、それらを支持する票を投じています。 まっとうな判決が出てよかったと一旦ほっとしたけれど、「即時停戦」が名言されなかったこと、それに対してガザの人々からは落胆の声が。 判決が出て終わりではなく、実行されなければ意味がない。 たった今、イスラエル政府による攻撃や、引き起こされている飢餓によって人々が殺されていることを、止めてほしい。 いま止められれば、生きられる人がいる。 #
by morinokasumi
| 2024-01-27 00:49
| 燈日草
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1月20日㈯、今年はじめの「燈日草」、無事に終了しました。
冬季真っただ中の出店、何人のお客さまがあるかなぁと心細く思っていましたが、常連さんたちが寄ってくれたり、 今日の出店に合わせてはるばる群馬県からのご来店があったり、 只見線に乗るために金山駅へ向かう途中、たまたま立ち寄って下さった北九州市からのお客さまが本を選んで下さったり、 出店してよかった~と心がほかほかになりました。 小泉さよさんの「SAVA GAZA缶バッジ」は、完売しました。 現在バッジの注文は受付が一時休止されていて、再入荷できる時期は未定となっています。 また受付が再開された際には、入荷できればと思っています。 ご自分の時間と労力を注ぎ、多くの人にガザへの支援と意思表示のチャンスを下さった小泉さんの取り組みに、改めて感謝申し上げます。 1枚につき200円が、パレスチナ支援のため寄付される、山口法子さんの「our childrenポスター」(¥600)、引き続き取り扱いしています。 #
by morinokasumi
| 2024-01-20 17:06
| 燈日草
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今週末20㈯21㈰の喰丸小出店に向けて、ドライフラワーの壁掛け飾り、新しく作りました。 なんだかすごく、かわいくできたような!(自画自賛) 台の板はセイイチさん作、花を入れ替えて、繰り返し使えます。 「セイイチさんのかんじき」(¥3,000)も、持って行きます。 「ファーマーズカフェ大芦家」のたかおさんが発行している、「じねんと」。 最新号の表紙に、「SAVA GAZA」缶バッジのことを掲載していただきました。 さっそく購読者の方からご注文が。 こうして声の輪が広がっていくんだと、じわりと力が湧いてきました。 ありがとうございます。 郵送もできますので、ぜひお問い合わせください。 tomoshibi.sou@gmail.com いま、パレスチナのこと、国内の政治、沖縄のことも、おかしいと思うことに声をあげることをしてこなかった、「沈黙」の蓄積が、とても良くない形で表れてきているように感じています。 意思表示すること、声にすることは、ひとりとして出来ること、手放してはいけない力として大切にしたいと思います。 2022年、昭和村で「風力発電事業」が持ち上がったとき、助けてくれた、たくさんの声があった。 遠くからでも、心配をして、ハガキや意見書を書いてくれた人がたくさんいた。 特別な知識がなくても、人として生きているその感覚で、「それっておかしくない?」ってことに、一緒に反応してくれた人たち。 あのとき、不安でいっぱいのなか、恐々とあげた声に、応えてくれる声がなかったら。 その心強さを、知っている。 そして、「沈黙」「傍観」の、悲しさと虚しさも。 沖縄の人なんか、こういう思いをずっとしてきたんだと、やっと少し分かることがあると感じた。 事業の廃止が決まったとき、私はこんな文章を書いた。 「風力発電計画に、たくさんの人の声や行動が届くようになったとき、私の心境は少しずつ変化した。 昭和村に思いを寄せてもらえばもらえるほど、なにか、苦しくなってしまう。 ありがたくて、うれしいのに、どこか、後ろめたい気持ちになってしまう。 いま、同じような場所が他にどれだけあるだろう。 これまで、届かなかった声が、どれだけあっただろう。 自分たちが大変になったときには助けを求めながら、これまで自分は、どれだけの声を無視してきたんだろう。 自分ごとになって、初めて気づくのは当然のことでもあるし、すべてを自分ごとにはできないのも当然だと思う。 だけど、見過ごしているものがあることに自覚すらないままいるのは、あまりに情けない。 なにか、どうしようもなく悲しくなった。 人間のすること、いまの社会全体を、とても悲しく思った。 自分の出来ることを探す、そして、やってみる。 その態度は、忘れないでいたい」 声が聞こえる。 だから、応えたいと思う。
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by morinokasumi
| 2024-01-18 19:06
| 燈日草
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イスラエル軍によるガザ地区への攻撃がジェノサイド(集団殺害)にあたるとして、 軍事作戦の停止などを求めて南アフリカが提訴した訴訟の審理が、国際司法裁判所で開かれました。 1月11日㈭は南アフリカの弁論、12日㈮はイスラエルの弁論が行われ、お仕事の中で通訳もされている方たちがボランティアで翻訳してくださったサイトで、自分なりのメモをとりながら視聴しました。 それぞれ3時間以上ににわたる弁論を視聴しながら、翻訳されたものの一部を、個人的な感覚で拾った箇条書きのメモです。 参考として見ていただければと思います。 YouTubeにアーカイブ映像もあり、視聴できます。 南アフリカの訴えが認められ、一刻も早く停戦されることを願っていますが、翌日の報道で、欧米諸国はイスラエル政府側の弁論しか放映しなかったり、イスラエル政府への支援を早々に明言していることを知り、 こうして長い間、パレスチナに対する暴挙は、日本を含む周囲の国々に守られてきたのだと、あらためて、その高い壁に愕然としました。 しかし同時に、南アフリカ政府の訴えを支援する声、イスラエル政府を支援する国を批判する声、「ちいさい」国や個人が、声をあげている姿も伝わってきます。 パレスチナ人という民族グループが、イスラエルによってジェノサイドにあっている。 虐殺的。 パレスチナ人を守るために、仮保全措置が必要。 これまでイスラエルは、免罪されてきた。 パレスチナ人は、1948年から自己決定権を奪われ難民化している。 アパルトヘイト制の法律が制定されている。 イスラエルのジェノサイドは、75年に渡るアパルトヘイトや抑圧の文脈の中で語られるべき。 国際システムは、ガザのジェノサイドを止めることができていない。 ガザにいるパレスチナ人たちの将来は、今回の決定にかかっている 人類はひとつのグループであること。それがマンデラの言葉だった。 ガザでは、休止することのない空爆、身元も判明しないうちに集団墓地に埋められる。 ガザは「子どもの墓場」と形容されている。 イスラエルは自らが壊したものを直す気はなく、逆に旗を立てて祝っている。 意図的に飢餓と脱水症状を引き起され、死者が空爆で亡くなった数よりも多くなると言われている。 支援も妨害されている。 生きることを持続不可能にする行為。 毎日、多くの命、土地、尊厳、人間性が奪われている。 「人間の形をした動物と戦っているのだから、支援物資やインフラを絶つのだ」という発言。パレスチナ人が人間として扱われていないのは明らか。 「すべてのパレスチナ人が、ハマスの行為の責任を負うべきだ」「ハマスと民間人は、平等に責任がある」という論調。 「誰も残すな、これらの動物は生きる価値がない。家に行き撃ち殺せ。我々を侵すものを殺せ。完全な破壊をもたらせ。爆弾を落とし消し去れ」 ジャーナリストは、「女性、子供、妊婦が敵だ。殺戮地区にすべき、全員残滅すべきだ」という。 WHOが「人道的支援をさせてくれと膝をついている。影響力、決定権のある者にお願いをしている」と言うほどの状況。 様々なレベルでジェノサイドの発言がなされ、それは制度として体現されている。 イスラエル兵士も、イスラエル社会もそれを理解している。 南アフリカはジェノサイド行為に対する懸念や控えるよう呼びかけを繰り返してきたが、12/12までにイスラエルからの返答は無し。 しかし必要もなかった。ここからは法の領域だから。12/16イスラエル政府から明確にジェノサイドの否定があり、ジェノサイドを犯していることを決定づけた。 イスラエルの行為は、国際法に大きく違反している。 国際社会は、パレスチナを守ることができなかった。 南アフリカの資料は、イスラエルがジェノサイドと認められる行為を何度も行っていることを示している。 パレスチナ人の権利に、緊急の保護が必要なことは明確。 南アフリカには、法的効力を使ってジェノサイドを防止する義務がある。 南アフリカの義務は、パレスチナ人がジェノサイドに晒されない権利を守ること。 条約を締結したすべての国に、ジェノサイドを防止する義務がある。締結国はこの義務を遵守しなかった。 締結国は、お互いの国が責務を全うすることを促す権利がある。 ガザのパレスチナ人が保護に値しないという時、それはガザのパレスチナ人が他の人間より違った存在、劣った存在だということ。 それは条約の心を侵すこと。 ガザの状況は「人道のクライシス」と形容される。 飢餓がすぐそこまで迫っている。子どもについてもトラウマ的な日常。世界はそれを黙って見ている。 死体は放置され、埋葬される前に動物に食べられることもある。 地図から消し去られた村々。 事態の緊急性は明らか。 247人のパレスチナ人が毎日殺されている。そのほとんどが、体が爆撃によって吹き飛ばされている。 一日48人の母親が、一時間に2人が殺されている。毎日10人以上の子どもが、片足、または両足の切断、麻酔なしでの手術を余儀なくされている。 ある人は、3カ月間がれきの下から家族を救うために掘り続けている。 負傷者の救出に駆け付けた人も攻撃され、避難指定された場所も攻撃される始末。 これ以上明確な訴訟はない。ガザの人々の残滅を止めなければならない。 状況はこれ以上なく緊急性を要す。これは「償いえない侵害」の基準を満たす。 子どもに食べ物を与えるために、何日もさまよう人がいる。 女性は麻酔なしでの帝王切開を余儀なくされている。 イスラエルが人道支援を増やしたとしても、「償いえない侵害のリスク」は消えない。 国際法はすべてのひとを平等に守る意図と能力により、その崇高さが認められる。それ自体がいま天秤にかけられている。 これまでイスラエルが示してきたジェノサイドのロジックを否定できなかった国際社会は、その失敗を繰り返そうとしている。 国際的コミュニティーの反応は乏しい。 ガザは私たちの道徳的失敗を示している。 「ガザには安全な場所はない。世界は恥ずべきである」病院に書かれたメッセージ。 パレスチナ人聖職者はこう言った。「これはジェノサイドである。我々はパレスチナ人として再び立ち上がるだろう。これまでにも攻撃はあったが今回は大きい。起こってしまったことは起こってしまったことだが、しかし我々は忘れはしない。鏡を見て自分自身に問いかけてほしい。ガザでジェノサイドが起きた時、自分は何をしていたのかと」 イスラエルは3カ月以上ガザと人口を完全破滅させるスケールの行為を続けている。今この瞬間も。 南アフリカの要求は、ガザでの前例のない破壊を止めること。 ガザ内のガザに対する軍事攻撃をやめること。 イスラエルは、パレスチナ・パレスチナ人はターゲットではない、ターゲットはハマスだという。しかし数カ月にわたる攻撃、物資、コミュニケーションの停止をみると、ハマスの壊滅でないことは明らか。ガザ人口全体へのテロ行為。 イスラエルが無実の人の死を最低限にするよう努めていると主張することとは無関係。 ジェノサイドは絶対に正当化できない。人口全体を破滅させようという意図は絶対に認められない。この行為を正当化する特例などありえない。 具体的な措置をしないと、パレスチナ人に甚大な結果をもたらす。 イスラエルが国際法義務違反を無視し続ける間、パレスチナはジェノサイドの危機に晒され続けている。 イスラエルはジェノサイドがどういうものか理解している。 ポーランドのユダヤ人がジェノサイドを提唱した。 ハマスなどの武力組織は、イスラエルやパレスチナの民間人を攻撃している。 条約はすべての暴力をジェノサイドと認めるわけではない。 ソーシャルメディアの時代において、ジェノサイドという言葉が極端な使われ方をしている。 南アフリカの弁論は意図的に操作されている。現実に沿わない。 1948年の建国以来、ハマスの排除的論理に晒されてきた(注:ハマス創立は1987年) イスラエル・パレスチナ問題において現実とされていることは、事実ではない。 キブツに住んでいる家族の家が燃やされ、家族全員が灰にされた。 ジェノサイドはイスラエルに向けられている。 ハマスはイスラエルの残滅を明言している。 仮保全措置に則って武力行使をやめれば、国内で強制移動させられているイスラエル人が家に帰れなくなる。 イスラエルは自衛する。 ハマスと南アフリカは関係が深い。 2005年ガザからイスラエルが撤退した後、経済的に成長できるはずだったのに、ハマスが権力を握り、人道支援を横取りしイスラエルを攻撃し始めた。 民間的密度が高いところにハマスが埋め込まれている。民間人はその作戦の被害にあっている。それをやめればイスラエルからの攻撃は止められる。 南アフリカはイスラエルの被害について語っていない。3万人の構成員がいるハマスはイスラエルを殺しにかかっている。 イスラエルの意図は人を殺すことではなく、人を守ること。イスラエルの指導者は法を守っている。 パレスチナを占領したり、人を強制移動したいわけではない。互いの繁栄ある未来を守りたい。パレスチナがイスラエルを脅かさない範囲で。 南アフリカの訴えは悪意。条約はユダヤ人やそのほかの人にホロコーストを繰り返されないために制定された。 この訴えが認められれば、条約は加害者を擁護するためのものになる。血の中傷である。 ハマスに対しイスラエルが行使するしかない自衛権は認められるべき。紛争は法を守っていても暴力的で、両方の市民が死ぬ。 もし条約がすべての紛争に適応されれば、その定義が薄まる。 南アフリカが控訴をしたとき、当事者同士の交流、「正当な紛争」がなかったのでこの裁判は不当。 南アフリカは返答がなかったと言ったが、祝日で延び、1月2日にやっと提出した。言いがかりだ。 南アフリカはイスラエルの友好的対話の試みを無視した。正しいプロセスを踏むべき。 イスラエルにジェノサイドの意図があることをどうやって証明できるのか。南アフリカにはそれを証明する責任がある。 意図がなければジェノサイドではない。 たとえ法の範囲外の攻撃をしたからといっても、そのままジェノサイドを意味しない。 イスラエルは攻撃の前に民間人にリーフレットの配布や電話をした。 イスラエルのランダムな発言を取り上げるべきではない。 首相は「人道的クライシスを避けなければいけない。水、食べ物、医療品の支給。トラックを通すように」と言った。 ジェノサイドの意図があるように聞こえるでしょうか? 「敵国市民であっても尊厳を持って取り扱い、命を危険にさらしてはいけない、傷つけてはいけない」 「関係ない民間人の被害を最小限にとどめようとしている」「敵は民間人ではなくハマス」 「ゴールはガザからハマスを壊滅し、地域の過激化を制圧し、パレスチナ・イスラエル人の平和と共存を目指すこと」 「罪のない民間人の死は遺憾」 これらの首相の発言からジェノサイドの意図がないのは明らか。 イスラエル軍は、世界で最も道徳的な軍。 南アフリカの主張は誤解を生む。これはジェノサイド条約でなく、国際人道法で裁かれる内容。 ジェノサイド意図があると主張することで、イスラエルが苦しみを減らすために行っている人道的行動が無視されている。 10.7の攻撃はこれまでと異質。ハマスは41か国テロ組織認定されている。南アフリカは第三者。 イスラエルが自衛してはいけないなどと、10.7の惨殺を見たあと、どのような人が主張できるのか。 日本を含む多くの国がイスラエルの自衛権を認めるコメントを出している。 イスラエルに犯罪をする権利はないが、国際人道法の範囲内で、国民を守る責任と権利がある。 市街戦においてハマスは市民の中に軍事網を張り巡らせている。国際人道法は紛争で必ず発生する市民の犠牲を最小限にするためにつくられた。 市民の犠牲があるからといってすなわちジェノサイドにはならない。 ハマスは民間施設を軍事利用している。居住地の地下にトンネルをめぐらせている。 病院スタッフの多くがハマスの構成員。ハマスが病院を軍事施設にしている。 南アフリカはイスラエルがガザ市民に避難を促しその先で市民を攻撃していると主張するが、民間人を守るために行っている。 リーフレット、ラジオ、SNS、電話で、お金と時間を使って行っている。 南アフリカはジェノサイド的だと主張するが、言語道断。真実は真逆。 ハマスは民間人を盾につかい、人道支援を妨害している。 もしイスラエルにジェノサイド的意図があるなら、地上侵攻を遅らせたり、市民に勧告をするだろうか。 市街戦によって民間人を守ることがさらに難しい。 パレスチナ人に人道的危機はあるが、それはハマスの責任。 イスラエルは民間人の苦痛を軽減しようとしている。それを見ればジェノサイド的行為に当たらないのは明らか。 ミャンマーの事例で、人道的支援を行っていれば「償いきれない侵害」が発生しているとは認められない。 このような具体的措置をイスラエルはとっている。 水、ワクチン、負傷者の海外移送、テント、防寒具、燃料、国連に認められた基準を満たしている。 ニーズがあれば対応する。たとえハマスがそれを盗んでいたとしても。 南アフリカは緊急性を主張するが、軍事活動のスケールと強度はどんどん小さくなっている。 イスラエルは法を遵守し、責務を果たしているので、訴訟や仮保全措置要請は認められない。 ガザにおけるイスラエルの攻撃をやめよという主張はばかげている。 紛争の当事者一方にだけ、攻撃をやめろと言っている。それにより多くの命が失われる。 この仮保全措置要請は過剰。当事者の権利が侵害される。 ハマスはテロ組織。10.7にハマスは大規模テロを行い、それは継続している。 イスラエルは自衛する権利がある。人質奪還も不可能になる。ハマスが有利になる。イスラエルに対し不均衡な措置。 全ての軍事活動を止めるのは現実的ではない。ジェノサイドの意図を証明できないから。 償いきれない侵害も緊急性も証明されないので、暫定措置の不当性は証明された。 南アフリカは、イスラエルが国際法が適応されない無法国家だと印象操作している。 国際法の弁護士として、ジェノサイドではない、と言える。 市街戦での配慮の難しさを考慮し、人道支援を行っている。法の支配を重視している。 ジェノサイドの定義を薄める可能性がある。 人道も法も尊重しないテロリストが、今後武器として「ジェノサイド」を使用する可能性がある。 暫定措置はハマスを擁護し攻撃を継続させ、人質への人道法違反行為を継続させる。 今回の訴訟はジェノサイドの定義そのものを曲げる。 仮保全措置の訴えと、この訴訟そのものを棄却することを要請する。 #
by morinokasumi
| 2024-01-15 09:08
| 燈日草
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